オンライン診療って何?
インターネット上で予約→問診や診察→処方→決済を行うことをオンライン診療と言います。
従来は2ヶ月までなら続けてオンライン診療が可能としていました。
3ヶ月目は対面での診療が義務付けられていて、対面診療をした翌月と翌々月は再びオンライン診療が可能となります。
✳︎上記は新型コロナウイルスが流行する前のオンライン診療について記しています。現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして特例が出ております。必ずしも上記の説明通りではありません。
オンライン診療のメリット
いくつかメリットはありますが一番の利点は病院へ行かなくて済むことだと思います。
例えば、『毎月定期的に受診して決まった薬の処方を受けているが、新型コロナウイルスに感染したくないので受診したくないなぁ。。。』
みたいな時には便利なシステムです。
そこで、辻堂たいへいだい耳鼻咽喉科では、舌下免疫療法の定期受診の方と、アレルギー性鼻炎の定期受診の方に限定してオンライン診療を導入しようと考えています。
✴︎現在はオンライン診療の適応となる対象疾患を拡大しております(初診でもオンライン診療を受けられます)。
一方、病院へ行かなくていいというメリットはデメリットにもなります。
それは詳しい診察や検査が出来ないからです。
特に耳鼻咽喉科は耳、鼻、のど、いずれも専用の器具を使って診察しないとどういう病気なのか診断がつけられない診療科です。
例えば、『昨日から鼻汁とくしゃみが出るようになったけど、風邪なのかアレルギーなのか自分では区別がつかない』みたいな時には全く向かないシステムです。
ですので、そういった方の場合は診療ではなくて「受診の必要性があるのかどうか」とか「早めの受診が良いのか、それとも急がないのか」とかをお答えする医療相談にとどめておいた方がいいのかなと考えています。
オンライン診療のイメージ
➀ 通常の診察通りwebで予約をとり、相談したいことを事前にweb問診へ入力します。
➁ 予約した時間帯になったらスマホを用意して待機します。
当院からスマホへ連絡がきますのでスマホを使ってビデオ通話をします。
来院する患者さんの診察の合間にオンライン診療をすることも出来ますが、それだといつ当院から電話がかかってくるのか分からなくて困ると思いますので、例えば12:00~12:30と18:00~18:30をオンライン診療の時間帯にするなど専用の予約枠を用意することを検討中です。
➂ 診察の費用、オンライン診療に使ったアプリ代(税込で330円)はクレジットカードで決済します。
オンライン診療に必要なもの
パソコンやタブレットではなくてスマートホンを使います。
スマホには予めオンライン診療専用のアプリをダウンロードしておく必要があります。
薬はどうするの?
当院は院外処方ですので処方箋を郵送します。
その処方箋を調剤薬局へ持参して下さい。
処方箋が手元へ届くまでタイムラグがありますから処方箋の有効期限は延長する予定です。
現在、curon(クロン)というシステムの導入を準備中です。
導入が決定したらアナウンスします。
追記
4/20からオンライン診療を開始しました