院内見学会 2日目

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院内見学会 2日目

9月1日の日曜日は院内見学会の2日目でした。

 

この日は朝一番に私の恩師である山本耳鼻咽喉科の山本先生が訪ねて下さりました。

山本先生の訪問を皮切りに続々と北里関係の先輩方がいらっしゃいました。

途中、日本を代表する嚥下のスペシャリストにしてやはり私の恩師の1人である西山耳鼻咽喉科医院の西山隊長の乱入もあり大変賑いました。

市内で開業されている他科の先生方の訪問もありました。

 

普段多忙な先生方がせっかくの休日にわざわざ足を運んで下さり本当に感謝感激です。

それと、はしもとクリニック時代に通院されてた方が診察券を作りにいらっしゃったのも嬉しかったです。皆様、本当に有難うございました。

 

 

さて、院内見学会では子供用の白衣を用意してお医者さん体験会なるものを催してみました。

白衣姿のお子さんと家族写真を撮ることで夏休みの思い出の一つになればと思ったのと、こういった体験会を通じて子供達が少しでも医療という仕事に興味を抱いてもらえればと考えたからです。

お子さんが嫌がらなければ実際に診察で使うヘッドライトも積極的に付けてもらいました。

少しでもリアルな体験をすることで何かの刺激になって将来芽吹いてくれたらと思います。

 

また、このイベントをきっかけに来場して下さった方と気軽に話が出来たのは思いがけない収穫でした。

普段の診療ではなかなか「薬が欲しくなかったら正直にそう言っていいんですよ」とか「以前こういう薬が効いた気がしたから同じ薬が欲しい、そういう希望があれば遠慮せず言って下さい」といった自分なりのスタンスや考え方といったものを伝え切れません。

患者さんも同様だと思います。

言いたいことの半分も伝え切れず診察室を後にすることも多いでしょう。

アレコレと話をすることで少しでもお互いの理解が深まった、そういう手応えがありました。

 

色々とあった院内見学会ですが特に印象深かったことが2つありました。

1つはオープニングスタッフを募集する際、求人広告に掲げたクリニックの理念である「子育てや介護と仕事の両立」に共感して下さった方がまた求人が出たら是非働きたいとおっしゃったことです。

患者さんにとって両立しやすいクリニックにするだけではなく、クリニックで働くスタッフにとっても両立しやすくするのが私の目標です。スタッフ面接の時もそうでしたが、自分の想いに共感して働きたいと思って下さるのは本当に嬉しいことです。

有言実行して期待を裏切らないようにしたいのと、働きたいと思って下さる方が1人でも多く就業の機会を得られるようにしたいと思います。

 

もう1つは風の便りで耳にしたことですが、クリニック近辺の施設で行なっていた院内見学会のビラ配りに、何と!からさわ耳鼻咽喉科の臼井先生が飛び入り参加して下さったことです。

臼井先生とは北里時代の先輩後輩の間柄なのですが、何1つ先輩らしいことをしてあげれなかった私なんぞのために「先輩のためだから」と一生懸命ビラ配りをしていたと聞き胸を打たれました。

自分も自身への見返りなど考えず人のために汗をかくことが出来る臼井先生のような人間になりたいです。

臼井先生、本当に有難うございました!

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カニ蔵

昭和50年3月11日生まれ。血液型はB型。藤沢市出身。 本名は橋本大門。愛称に「もん様」、「もんちゃん」がある。 好きな食べ物は海老、苦手な食べ物は蟹。 一児の父、主夫兼、辻堂たいへいだい耳鼻咽喉科の院長。