骨折日記

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骨折日記

皆さん、こんばんは。

足の怪我で9/23から入院しておりご迷惑をおかけしております、院長の橋本です。

今回は怪我の状況をご報告致します。

 

まず、どういう状況で怪我をしたかお話ししますと

事件はソレイユの丘にある大型アスレチックで起きました。

この写真を見て

「アイツ、ここから落ちたのか!」

と思った方はハヤトチリです。

決して、ここから転落したわけではありません。

 

私は大型アスレチックで遊ぶ息子と妻の写真を撮るべく

図の青矢印のような動きで大型アスレチックの下へ接近しました。

図の白い部分がアスファルト、薄茶色の部分は芝生です。

アスファルトから芝生へ入る感じで大型アスレチックの下へ移動した訳ですね。

アスファルトと繋がる芝生の部分は大型アスレチックの方へ向かって緩やかに下っている感じになります。

因みにこの日は雨が降った後で芝生は湿っておりました。

 

私はスマホ片手に上で遊ぶ息子へ視線を向けながらアスファルトを小走りに移動し

右足を芝生に踏み入れた途端、、、

ヌルっと足の底が滑る感じがした次の刹那には尻餅をついて上を見上げていました。

お尻が割れちまったぜ、幼稚園児みたいなことを考えながら左足を見てみると

な、な、な、な、な、なんと!

足首がまるで平仮名の「つ」のように曲がっているじゃありませんか!!

これを子供が見たらトラウマになるだろうと感じるくらい足首はあり得ない方向を向いております。

まずは足首を元の位置へ戻しましたがグニュグニュして左足を使って歩けません。

体重かけようとすると結構痛かったです。

ソレイユの丘を後にし、整形外科の救急当番をしている横須賀の病院へ向かいます。

「骨折じゃなきゃ仕事出来るなぁ」なんて思いながら。

 

診察後にレントゲンとCTを撮りました。

「脛骨腓骨遠位端骨折」

願いも虚しく骨折でした。

骨折の中では重症の方でこれより悪いのは開放骨折になるとまで言われました。

手術が必要ということでそのまま入院することになりました。

たまたま飛び込んだ整形外科の部長が脚の手術を専門にしているそうで本当にラッキーでした。

 

アイシングマシーンを装着して患部を常時冷却します。

足の皮膚は思いの外脆く、皮膚が傷んでいると手術しても傷が塞がらなくなるのですぐに手術は出来ないんだそうです。

まずは皮膚の回復を待つことになりました。

骨折して2日目の写真です。

自慢の美脚がサリーちゃんみたいにパンパンで見る影もありません(笑)

 

これが骨折して9日目の写真

むくみは大分マシになりました。

皮膚の傷も問題ないとのことで無事に手術を受けられそうです。

手術したら内側と外側に大きな切開跡が残る筈ですから自慢の美脚(左)とはお別れですね。

たかが傷跡ですが、傷のない脚の見納めだと思うと切なくはあります。

 

今後の見通しについてです。

現在は移動の際は、車椅子。

リハビリの時だけ松葉杖を使っています。

一般的には手術して2週間後に傷口の抜糸をします。

それから段階を踏んで少しずつ左足に体重をかけていくそうです。

ある程度左足に体重をかけられるようになり松葉杖が2本から1本になれば診療へ復帰出来るかな?なんて考えています。

診療再開日が決まったらLINEなどでお知らせしますが、正式決定するまではこのコラムで状況を報告するつもりです。

 

最後に、今回の怪我を通じて感じたことですが

日常生活でこういう状況って少なくないと思います。

芝生や土だけでなく、床のタイル、道の白線も雨で濡れると非常に滑ります。

底が革になってる靴やヒールを履いている時にヒヤっとした方も少なくないでしょう。

注意一瞬怪我一生

と言いますので、皆さんは私を反面教師にしてこのような怪我を回避して下さい。

1人でも多くの方のお役に立てれば自分の怪我にも意味があったのかと思え幸いです。

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カニ蔵

昭和50年3月11日生まれ。血液型はB型。藤沢市出身。 本名は橋本大門。愛称に「もん様」、「もんちゃん」がある。 好きな食べ物は海老、苦手な食べ物は蟹。 一児の父、主夫兼、辻堂たいへいだい耳鼻咽喉科の院長。