2020年度を終えて

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2020年度を終えて

今年を振り返って

12月29日をもって2020年度の業務が終了しました。

2020年度は新規来院患者数が4355人、延来院患者数が1万7千415人でした。

開業して初めて迎えたスギ花粉症のピークシーズン、そして新型コロナウイルスの大流行による急転直下の受診抑制、緊急事態宣言解除後の慢性上咽頭炎患者さんの来院数急増など、めまぐるしく患者さんの動向が変化した2020年度でした。

慢性上咽頭炎の患者さんは今年一年で842人来院されました。

関東地方だけでなく東海地方からも多数の患者さんがいらっしゃったのが印象的でした。

特に6月以降に来院数が急増し521名が来院していました。

また密かに達成感を感じているのは開業当初に目標としていた「毎日やっている耳鼻科」を今年中に実現出来た事です。

もちろん非常勤の先生の尽力なしには実現出来ませんでしたが我ながら頑張ったと自分自身を讃えたい気分です(笑)。

2021年がどのような年になるかは分かりませんが、患者さんに感謝してもらえる医療を提供するため日々患者さんの声に耳を傾け、自らの行動を省みたいと思います。

 

今後に向けて

今までの反省を踏まえて今後の展望を備忘録がてら記しておこうと思います。

その1

今年は早々と予約が埋まってしまい当日の予約が取れずご迷惑をおかけする事が多々ありました。

そのため当日になって急に具合が悪くなった方や緊急性はないけど急に都合がついた方の受診に対応出来なかったのではないかと思います。

そこで近い将来、分院を出して来院患者さんを分散出来れば予約の取りにくさの解消に繋がるのではないかと考えました。

何はともあれ分院を作るには第一に良いお医者さんを見つけなくてはいけなりません。

こればかりはタイミングやご縁が大切かなと思います。

 

その2

開業当初から子育て世代が働きやすい社会を作りたいという思いを抱いていました。

そのために世の中の常識を覆す覚悟で(大袈裟?)当院の職場環境を充実させていくつもりです。

若い方が安心して働けるよう、産休制度を設けて出産後も正社員として復帰出来るようにしたいと考えています。

個人クリニックのような中小企業で産休制度を設けるのはなかなか簡単ではありませんが、関西には新卒を採用している耳鼻咽喉科の法人グループも存在します。

上には上がいますね。

目標にして頑張りたいと思っています。

 

また家庭と仕事を両立させながら長く働くためには心と体の休息が必要です。

中高年になるとなかなか肉体的疲労が抜けにくくなってきます。

そこで基本給はそのままにして週休3日制の導入を考えています。

 

その2で挙げた事は可能なら2021年には実現させたいと思います。

 

2021年度が皆様にとって良いとしとなりますように。

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カニ蔵

昭和50年3月11日生まれ。血液型はB型。藤沢市出身。 本名は橋本大門。愛称に「もん様」、「もんちゃん」がある。 好きな食べ物は海老、苦手な食べ物は蟹。 一児の父、主夫兼、辻堂たいへいだい耳鼻咽喉科の院長。